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家づくりコラム 2024.04.09

縁側って何?濡れ縁との違い|ウッドデッキとの違いも知りたい

こんにちは、坂根工務店の堂本です。

早速ですが、弊社の事例によく登場している縁側と濡れ縁の違いについて、ご存知でしょうか?
そもそも縁側とはどういう目的のものか知らないという方も多いかもしれませんね。

今回はそんな縁側と濡れ縁の違いやそれぞれの役割について解説します。ちなみに勘違いされやすいウッドデッキとの違いについても触れていきますので、ぜひご覧ください。

縁側とは?

日本建築における、和室周りにある板張りの通路のことを指します。元々は建物の外側にある板張りのことを縁(えん)と呼んでいましたが、雨戸やガラスの引き戸が設けられたことによって建物の内部として捉えるようになってからは縁側と呼ぶようになりました。縁側の種類は様々で、建具を設置して建物内にある縁側は内縁とされます。

まずは廊下としての役割。
それから庭と室内をつなぐ場所として、自然を愛でて四季の移ろいを感じる憩いの空間に。
機能的には室内への直射日光や外気の影響を軽減するための場所でもあります。
よく陽が当たることから、サンルームのようにも使えます。昔ながらのパッシブデザインの一つです。

通常の縁側より、幅が広いものを広縁と呼びます。実は縁側は贅沢品でもあるため、より広い縁側を設けることで高級感を醸し出すこともできます。

濡れ縁とは?

“濡れ”縁は文字通り濡れる縁側のことで、こちらは建物の外側に設けられます。
濡れ縁の役割は外部と内部をゆるやかにつなげることにあります。濡れ縁がなければ、いわゆるジーンズでいう切りっぱなしのようなもの。建物の周囲を縁取ることでさらに建物を美しく見せます。昔から立派な邸宅に使われてきました。

裸足で外に出られ、庭からはベンチのようにして使うことができます。まさに住まいを一層楽しむための場所といえます。

ウッドデッキとの違いは?

ウッドデッキは基本的には、建物の外側に造る板張りの空間ですが、濡れ縁との違いはウッドデッキはその上に椅子やテーブルなどを配置して使うことにあります。BBQなど食事を楽しんだり、プールを広げたりすることもできるより大きな空間を指しています。

さいごに

最近では縁側をつくることが少しずつ減ってきましたが、日本独特の住まいへの考え方や愛着を象徴するものだと思います。現代風にアレンジした事例もありますので、ぜひご覧になってみてください。伝統建築の良さを一緒に味わいましょう。

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