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こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。

スキップフロアの家をご存じですか？
1階と2階の間に中間層を設けた家のことで、もともとは狭小地など限られたスペースに家を建てる際に、空間を有効活用する目的で用いられてきた手法です。

3階建ての家はちょっとハードルが高いので、中2階をつくってフロアを増やし、空間に奥行きや広がりをつくるというイメージでしょうか。
舞鶴のような土地に余裕のある地域では、スキップフロアの需要は少ないかもしれません。

ただし、敷地条件に問題がない場合でも、
「秘密基地のような家にしたい」
「住んでいて楽しい家にしたい」
というようなご要望があった場合には、スキップフロアをご提案することもあります。
段差を活用することで空間にメリハリが生まれ、半個室のようなスペースができたりと、どこか楽しい雰囲気になるのがスキップフロア。

最近では、中間フロアにワークスペースを設けたり、中間フロアの下部スペースを収納やペットのスペースとして使用される方も多いようです。

また、スキップフロアには空間を有効活用できるほか、フロアに段差ができることで窓の位置にも高低差ができ、風通しがよくなるといったメリットもあります。
その反面、間取りが複雑になるため、空調が効きづらくなることも。

バリアフリーという観点からは、段差の多いスキップフロアは好ましいとはいえないでしょう。
しかし、デイサービスなどの施設では、あえて段差をつくってリハビリ機能を設けることもありますから、スキップフロアが健康増進につながる可能性もゼロではありません。

メリット・デメリットを把握し、ご要望や状況に応じて活用していきましょう。