お知らせ・ブログ・
土地・賃貸マンション情報

こんにちは、坂根工務店の堂本です。

情報社会の今、何を買うにも、どんなサービスを利用するにも、まずはインターネットで検索して情報収集するという方は多いでしょう。
家を建てるときも、最近ではインターネットで住宅会社を探す方が多いのですが、土地探しの場合はよりその傾向が顕著になります。

もちろん、インターネットでの情報収集は悪いことではありません。
しかし、ひとつアドバイスをするとすれば、インターネット上だけで土地を探すのではなく、きちんと不動産屋さんに足を運んでほしいということ。
インターネットでわかることは、ほんの一部。
大切な情報ほど、不動産屋さんへ行って直接話を聞かなければわかりません。
そして、不動産屋さんへ行ったら、きちんと土地探しを依頼すること。
不動産屋さんによって得意なエリアがありますから、複数の不動産屋さんに依頼してもよいでしょう。
インターネットでは出回らない隠れた物件情報も、足を運べば出てくる可能性があります。
大切なのは、信頼関係。本気で土地を探していることが伝われば、不動産屋さんも本気で相談に乗ってくれるはずです。
本気度を見せるという意味では、あらかじめ住宅ローンの仮審査を通しておくというのも一案ではないでしょうか。

もうひとつ、不動産会社に土地探しを依頼しつつ、工務店へも足を運んでみてください。
土地を決めたあとではなく、家づくりの相談を土地探しと並行して進めていくのです。

もし、4,000万円の予算のうち1,500万円を土地かけてしまったらどうでしょう。
建物代と諸費用分で2,500万円しか残りません。これでは、せっかくの広い土地に小さな家がぽつんと建ってしまうことに…。
このとき、相談に乗ってくれる工務店がいたら、きっと「理想の家を建てるために、土地代は1,000万円以内で抑えましょう」とアドバイスをしてくれるはずです。
実際に当社でも、お客さまから相談を受けて、人気の角地ではなく間口が狭く奥行きの長い土地を選んでもらったこともあります。土地代を抑えたことで、結果としてご満足いただける家を建てることができました。
このように、全体のバランスを考えたアドバイスをし、設計力を生かして提案をするのが工務店の役割なのです。

100点満点の土地というのは、まずありません。
土地は生ものであり、よい土地は取り合いです。決めなければならないタイミングというのが、必ずあります。
そのためにも、不動産会社と工務店をうまく利用してください。
土地を探している数年間が、あとあと住宅ローンの返済期間と返済額に大きく響いてくることもお忘れなく。

そして、最後にひとつ注意点を。
折り込みチラシやインターネット広告で土地を探すときには、小さな字も虫眼鏡を使ってしっかり読んでください。
小さな字で書かれていることほど、大切な情報だったりするものですよ。