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家づくりコラム 2025.01.14

太陽の位置と住まいの関係|パッシブデザイン

こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
皆さんは夏と冬の太陽の位置やその違いを意識したことはありますか?

「坂根工務店さんの家って軒や庇が深いですよね!」と声をかけていただくことがあるのですが、実は私たちの家づくりには欠かせないパッシブデザインにおける窓配置や軒・庇には、この太陽の位置が大きく関係しています。

太陽の位置と坂根工務店の家

軒の出が深い坂根工務店の家

太陽の位置が季節によって変わることは家づくりに携わらなければ意識しないことですが、興味を持って目を向けてみると「坂根工務店が伝えたいことってこういうことだったんだ!」「なるほど!理にかなった設計をしているんだな」とご理解いただけると思います。自然に目を向けた家づくりは心地が良いものですよ。

太陽の位置が変わると言いましたが正確には「地球の地軸の傾きが季節によって変わる」ということ。
「地軸」とは北極と南極を結ぶ軸のことです。
地球は自転をしていて、1日1回西から東へと回っています。
さらに365日かけて地球は太陽の周りを回っています。これを公転といいますね。

 

夏至と冬至の太陽の当たり方を比較するとこのような感じ。
夏は陽が当たる時間が長く、昼間が長いです。
冬は太陽の当たる時間が短く、昼間も短くなってしまいます。
その日照時間の違いは約5時間

夏は太陽の位置が近いため暑く、冬は太陽の位置が遠いため寒いということになります。
さらにこの傾きの変化によって、夏と冬では家に対して太陽光の角度もこんな風に変わってくるということになります。

坂根工務店の家と太陽光

 

暑い夏には涼しく、寒い冬には暖かく。
これがパッシブデザイン(自然の力を受動する)住宅の基本です。
まず家に対して太陽が通る位置が高い夏場は、陽光の進入角度に合わせた庇と庭木で暑さを防ぎます。(夏至の頃は78°)さらに坂根工務店の家はその土地に合わせた通風を考えて窓配置を行っているため、暑さが室内にこもらないように設計されているんですよ。

続いて、寒い冬。
太陽の入らない部屋は寒く感じられますよね。
冬場には反対に日差しを取り込むことが大切です。庇の角度は夏場の太陽に対するもので、冬の太陽は家に対して低い位置にあり、大きな窓を通して室内に暖かさをもたらしてくれます。冬になると庭木が葉を落とすので、太陽光を妨げることはありません。(冬至の頃は30°)

私たちの家づくりは、こうした地学に基づいています。意外と面白いですよね!
パッシブデザインはとてもシンプルで理にかなったもの。
ぜひ季節ごとの見学会にて太陽光の入り方も確認してみてください。

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