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こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。

皆さんはご近所に家が建つときなど、真っさらな土地で神主さんがお祈りしているのを見かけたことはありませんか？
実はそれは「地鎮祭」といわれるものです。

新築時にしか行わない儀式なので、地鎮祭については知らない方も多いのではないでしょうか？
本日のブログは坂根工務店の地鎮祭の様子を少しご紹介したいと思います。

地鎮祭とは？

工事前に土地の神様に「安全祈願」をする儀式です。
その地域の神社の神主さんにご祈祷してもらいます。

坂根工務店ではほとんどの場合、新築時に地鎮祭を行っています。
我々家づくりを行う者も身が引き締まる思いになりますし、お施主様も「ついに自邸が建つんだ！」という実感と良い思い出になると思います。

地鎮祭の費用やマナー

一般的に「費用はいくらから」と記載されることが多いですが、実は「お供え」なんです。
お供えなので「お気持ち」を渡すという形になるのですが、実際のところは平均値もあります。
聞いていただければこっそりとお教えしますね！

それから「お供え物」も必要になります。
鯛一匹・農の物・山の物・海の物と一切包丁が入っていない丸のままをお供えします。
ご自身が育てられた農作物や、職業が漁師さんの場合は自分で釣りあげた魚をお供えする方もいらっしゃいましたね^ ^

これらを全て準備するのは大変ですから、坂根工務店にお任せいただくこともよくあります。
お気軽に仰ってくださいね！

■ 地鎮祭の心あたたまるエピソード(O様邸)

ある冬の地鎮祭でのお話です。
前日に積雪が見られ、当日は小雨が降るという天気予報で当日を迎えました。

当日は9時開式に向けて、8時過ぎから準備を開始。
準備中の天気はうす暗い曇り空でいつ雨が降ってもおかしくない状況で、皆が心配していました。
しかし、9時の開式と同時に一部晴れ間が出てきて、日差しが差し込むほど天気が回復していったのです。

天候に恵まれ順調に進んでいた祭典の中、今度は突風が吹きこみ祭壇横のお供えのお酒が地面へと落ち、割れてしまうというハプニングが起こりました。
当然お酒は地面に流れ出てしまったのですが、それを見た施主O様は「神様からの追い風により、土地の神様においしいお酒を飲んでいただきました」とおっしゃったのです。

前向きなお施主様に神様が応えたのか、それから祭典中は一切雨が降らず終わった途端に空が薄暗くなり雨がポツポツと降ってきて、本当に神様に見守られながらの地鎮祭となったのでした。

▲坂根社長も土地をお清め

ハプニングにも関わらず気転の効いたお施主様からの素晴らしいお言葉をいただき、感動したと同時に必ず素晴らしいお家を造るんだと決意した思い出に残るエピソードでした。

皆さんの地鎮祭もきっと素晴らしいものになります。
家が無事に建ちますよう、一緒にお祈りしましょう。