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こんにちは、坂根工務店の堂本です。
前回に引き続き「田園風景に佇む家」を解説していきます。

程よい生活感と家族の気配を感じる暮らし

“あたたかく家族を包み込み、安心できる場所“にするため、家族の生活距離や視線の通い方に配慮した居住空間です。少しの生活感と暮らしやすくするための機能性にご注目くださいね！

1階LDK

家族の暮らしの中心はこのLDK。
ついついずっと居たくなるような心地よい空間を考えました。

Point1 高低差を設けた天井

天井に高低差があることで空間の広がりをつくることができます。例えば小上がりに腰掛けた時に頭上の低い天井から窓に向かって視界が広がる感覚になります。
また天井の材料を切り替えることで、空間にメリハリをつくることもできます。

Point2 ソファーは置かず床座で生活

将来は模様替えをされるかもしれませんが、今はソファーなしの床座スタイルで。
床座にすれば部屋が広く感じられますし、家族が自由な場所で過ごすことができます。
腰掛けたい時は畳の小上がりに座ったり…。

Point3 スマートな畳の小上がり

障子を設けた半個室の畳の小上がり。
障子を開ければリビングとつながる空間になり、閉じれば来客時にも活躍するスペースに。
小上がりの下には引き出しがあるので、日用品を収納することができて便利です。
実は室内干し用の竿がついています！雨の日も気軽に干せますね。

Point4 家族とつながる対面キッチン

家族と会話を楽しみながら、料理ができる対面キッチン。
お子さんが遊んでいる様子を見守り、お子さん自身も父母の気配を感じられて安心です。
リビングからはキッチンが丸見えにならないように腰壁を設けています。

キッチンには便利な勝手口。
室内が見えないよう縦格子を設置して外部から見えないように配慮しています。

2階

サーフィンがお好きなご主人。書斎の壁紙はサーファーズハウス風にしました。

家族の寝室には収納がたくさんあります。
こちらはウォークインクローゼットですが、娘さんの小さな秘密基地に！
カウンター付きなのでアイロンがけなどもできるような仕様になっています。